■都市大気のオゾン前駆物質の発生源と挙動の研究
都市大気では、人間活動や、樹木などの生物活動により非メタン炭化水素(NMHCs)が排出されています。 その発生源と発生強度を調べるため、名古屋大学構内で測定した、NMHCsの成分別の濃度データを解析し、 発生源の種類や強度を調べています。
この図は、Positive Matrix Factorization (PMF)法を使って解析した発生源別のNMHCsの成分のプロファイルです。 10個の発生源のうち、2つは濃度が低く、同定ができませんでした(Unidentified factor)。