Atmospheric Chemistry Group (Climate Science Course), DEES-GSES-NU Japanese/English
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名古屋大学大学院環境学研究科 大気化学研究室
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最近の成果より

(左図)名古屋で採取された大気微粒子(大気エアロゾル)に含まれる有機物を溶媒抽出と固相抽出の手法で分画し、その化学構造の特徴をFT-IR法などを用いて明らかにした。極めて複雑な組成を持つ有機物全体の特徴を捉え、その物理化学特性との関係を解明するための有用な手法になることが期待される。

Reproduced from Qingcai Chen, Fumikazu Ikemori, Hayato Higo, Daichi Asakawa, and Michihiro Mochida "Chemical structural characteristics of HULIS and other fractionated organic matter in urban aerosols: Results from mass spectral and FT-IR analysis," Environmental Science & Technology, 50, 1721-1730, 2016. Copyright 2016 American Chemical Society.


PM2.5などで知られる大気中の微粒子は、雲粒ができる際の核になるなど、
その物質科学的な特徴に応じた働きによって、気象や気候に作用し得ることを知っていますか?

 大気中に漂う微粒子(エアロゾル粒子)は、水蒸気を取り込んで雲粒となること、太陽光を吸収、散乱することにより気象や気候に影響を及ぼしています。これらの作用は、エアロゾル粒子の数濃度に加え、粒子を構成する物質の種類や、化学的・物理的特性によって左右されます。

 私たちの研究グループは、エアロゾル質量分析などの先端的な計測技術を活用した野外観測や室内実験によって、大気エアロゾル粒子の化学的・物理的な特性や、粒子の化学組成に関与する反応過程を明らかにすることを目指しています。これらの研究の多くにおいては、エアロゾル粒子の主要成分である有機物の役割や挙動に着目した解析を行っており、この点が研究の大きな特色のひとつとなっています。私たちは、このような「物質科学」の視点を取り入れた研究を通して、エアロゾル粒子の気象・気候に対する影響の理解への貢献を図ります。

★共に研究に取り組む大学院生(前期、後期課程)、卒業研究生を募集しています。研究室の見学を希望される方は気軽にご連絡ください。(詳しくは、"Join Our Group"のページをご覧ください。)

大気化学研究室の紹介研究室紹介用ポスター(クリックで拡大)


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